2020-01-01から1年間の記事一覧

心理学科への道

精神をやってしまった人が心理学科に行くこと、あまり良い結果にならないケースも多いと思っている。精神をやってしまった人が心理学科を目指すのは、ひとえに理解したいからだろう。無論、本来学問は純粋な知りたい気持ちだけでやって良いものだ。とはいえ…

残酷さと無意味さ

人生の残酷さは悲劇の中にはない。幸福になろうとする過程のなかにある。 そして、人生の無意味さは退屈や憂鬱の中にはない。最も得難く尊い幸福の形であるところの、平穏のなかにある。 だが、それでも生きるものだ。生命とは現象なのだから。

赦すことは青春の特権

他人を赦すことは青春の特権であろうと思う。 大人は他人を赦す事がない。これは「赦さなくなる」という意味ではない。 人が為すことには、意図的なものとそうでないものがある。 また、意図的に見えるものであっても、実際には、彼/彼女らの長い人生の積み…

自己疎外と神さま

しばし「あなたはどこか他人事だね」と言われる。 その通りだろう。 私は自身を阻害しないと、苦しくて生きられないのだと思う。そのうえ、「何事に対しても、その相手の気持ちにたって理解し、善良に振る舞いたい」という願いがある。そして、その願いは「…

男性であるということ

高校生時代、駅から自宅へ帰る道(それも徒歩2分もないような短い道)を歩いているとき、前を歩いていた女性の方がこっちをあこらかに嫌そうな表情で何度も振り返って、付けてくるな!みたいにされたことがある。そこは分岐のない歩道で、その向こうにはマンシ…

自分で自分に言い訳のできない感情表現

優しかったり愛情表現豊かでも相手を不安にさせる天才がいるな、ということに気づいた。 いくら言葉上は相手に甘えたり愛情表現をしているようでも、形にならない不安を死ぬほど与える。こういったコミュニケーションというのはある。それは何かと言われると…

差別

「能力に基づく区別こそが最も巧妙に隠された差別だ」というのはその通りだと思っている。 企業が身体障害者の雇用を義務付けられているのは、理念として、「普遍的に存在する"ふつうの人々"のだから、専用の場所へ隔離するのではなく、自然に融和しなさい」…

何の役に立つのか

「学問は何の役に立つのか」と「人生は何のためにあるのか」は同種の質問だと思っている。 どちらも要するにインフラなので、「特定の用途だけを想定しないが、整備することでその上に様々な価値が算出されることを期待している」というだけだろう。

write back

Evernote に堆く積まれていた行き場のない思考ログだが、ここに吐き出せば良いと気づいたので、適宜整形しつつ書き戻した。

初投稿

アウトプット先としてフローしか持たない(※Twitter)のをなんとかしたかったので、はてなにブログを作ることにした。かつてはてなダイアリーを持っていたのが10年以上前と考えると懐かしい。 ひとまず報告まで。