2016-01-01から1年間の記事一覧

under the hood

ケモノ度・人度でいうところのほぼ人寄りのケモノ(耳と尻尾が生えてる程度)が、口に血を滴らせて、内なる獣を抑えられない感じになっている姿にえもしれぬよさを感じる。 知的で品のある男女が内なるテストステロンやエストロゲンの衝動に負ける姿に美しさみ…

「アルジャーノンに花束を」より

愛情を与えたり受け入れたりする能力がなければ、知能というものは精神的道徳的な崩壊をもたらし、神経症ないしは精神病すらひきおこすものである。

不毛

人間と計算機の間の不毛は目に見えることから取り沙汰されやすいが、そもそも人と人の間にも不毛はいくらでもある。 不毛無きインタフェースがあったら教えて欲しい。

黒猫の横切り

高次元の振る舞いは怖い。次元の呪いなんかが有名だが、並行であるというのもまた次元が上がるほど困難になる。 高次元空間では、黒猫に横切られないことは困難ではないか。 黒猫に餌付けし、不定期に撫でる、揉むなどしながら、横切られ、あるいは横切られ…

境界には魔が潜む

境界には魔が潜む、ということを感じる。夕と闇、橋の下。電話なんかも。電子的なコミュニケーション全般。 VR装置のつけ外しもまた、境界である。VR装置を外したら、ほんとうに現世に戻れるのだろうか。 ここではないどこかに居ないだろうか。 夕暮れの研究…

発話

品質6割だが即納品される言葉、品質12割だがリスケ後遅延して納品される言葉。 発話は難しい。

つくばに至るひと

つくばに至る人の実感とはどういったものだろう、と考える。 今だと、研究者なら社会と距離を置くかというと、むしろ文化に隣接していたいという人が多そうだが、これら研究都市が計画されたのはバブル期だろうから、市中がいまより猥雑でやかましかったのだ…

Nirva(na)

あなたと苦痛、今すぐ解放。

生産性という指標

GDPには人間の幸福が含められていないという話は、たんなる綺麗事ではない、むしろかなりリアリティのある社会制度設計論だろう。 それは、評価軸にないものは評価軸にあるものより必ず後回しにされる、しかもそれは組織の力によって、一定の強い圧のもと確…

DSM

占いの結果とは、誰にでも当てはまるように設計された文章である。 子供の頃に流行っていた占いのようなものをフッと笑ったいた人が、ある種のパーソナリティの定義を読んでは「これは私ではないか」と右往左往するの、もしかしたら良く出来たジョークなのか…

刑務作業とソフトウェアサービス

刑務作業品は米国での扱いに難があると聞く。 では、刑務作業によって作られたシステムはどうなるのだろう? 納入はできないだろう。では、そう作られたソフトウェアによるサービスは提供可能なのだろうか。

大麻-augmented life

大麻解禁したら、案外労働者の側から「大麻使って働かない奴はザコ」みたいな空気が醸されるかもしれない。

Augmented mental is enough?

真に仮想現実を実現するには、精神状態のモディフィケーションは不可欠であり、精神容態を変化させる薬物注入制御装置が必須であろう、と考えている。 なんなら、後者だけでも十分に仮想現実デバイスと言えるのかもしれない。

就活という射影

就活は嘘をつくゲームであるという言説には共感していない。 むしろ、自己説明を基にこちらの求める軸に射影した点数を加重平均して競わせるという仕組み自体は、不完全ではあっても実現可能な最良のプロセスであろうと信じていた。 そして、信じていたから…

アンチ・ロマンチック

ロマンチックをしていたからローマは滅びたのだ、などと言いながら交遊行為を避ける人間。

ブラックロータス

ブラックロータス(など一部のゲームカード)は、換金性が高いわりに消費として計上され、資産として課税されないのでお得、という話を耳にした。 それではこんなのはどうだろう。 年度末にA社からブラックロータスを書い、年度始めにB社へブラックロータスを…

人生再デプロイ

人生が壊れたら、人生を捨てて再デプロイすれば良い(のにね)。 (参考: 人生宇宙全ての答えを導けなかったために捨てられた地球)

メンタルの計測

メンタルの調子によって出来不出来のかわる日課を持てったほうが良い。 計測できなければ制御出来ない、をモットーに、日々感情の数値化に励む工学者。

身体拡張のアンチテーゼとしての感覚マスキング

たとえば性差からの解放(逃避)を語るとき、我々は身体からの自由に着眼しがちだけど、実はある種の嗅覚の遮断だとか、そういうシンプルなことでも実現できるのかもしれない。

書籍というかたちをしたもの

「書籍のかたちで与えられると自分にはスッと受け入れやすい。それがあつかっているのが自分の忌避するトピック——例えば性など——であっても。」と言われ、なんだか血液脳関門のようだ、と思った。

善良さ

善良さを自分に課しすぎた結果、無辜の市民でも尋常に抱く程度の欲望の発露を感じた時に背徳感を感じると同時に、その背徳感で興奮するようになっているのではという気分。

detour

で、detour!!!!www人生回道奴ってだいぶ前にも思いついた気がするけど言ってなかったな。 人生いつも回り道。

カメラ

カメラが欲しいと思うが、しかし自分の利用形態には、iPhone が合っているとも思う。 思ったときにポケットから取り出して、観たままのものが撮れるというのはありがたい。予め持って出かける、というのは性に合わない。 そして、持ち物は増やしたくない。

duck typing

女子として扱われることで女子になるという件について考えを巡らせていたが、要するに女子として扱わせることこそが女子の要件だったのではという結論に達しつつある。 (文中の「女子」は「男子」ないし任意の性別と取り替えてよい。) duck typing ならぬ、s…

矯正展

東京拘置所で毎年開催されている『矯正展』というものがあったので、行ってきた。 詳細はWikipediaの東京拘置所の項にゆずるが、東京拘置所は、名前のとおり拘置をする施設であり、工場を併設し刑務作業をさせる刑務所とは異なる。 矯正展は、法務省が主催す…

球体化していくシューマイ

他人の目線、息吹が感じられる日記が好きで、先日紹介したFeedlyにてそれなりの数を購読しているが、その中の一つに、和食店の主が書かれているらしき『他人の食事』というブログがある。ここに、つい最近−のように感じられていたが、どうも半年も前らしい−…

fail fast

計算機には fail fast という概念があり、人間関係に対してもこれを援用している。 破綻しうる人間関係であれば、早いうちに破綻したほうが良い。 加速主義。敵の見える化。

⟨20| |20⟩ ↓20 20↑

量子カップリングオンリー即売会 固有ケット

君の名は

「君の名は」を観た。 髪留めを渡して輪廻がほどけ、縁が切れた、というのが本当のストーリーのように見えた。 映像表現的には、今までとは違う表現を実験しようという印象を持った。(隕石落下のシーンの描き方がエヴァに似ていたことと、水面の表現がすこし…

ポンピドゥー・センター傑作展

ポンピドゥー・センター傑作展を観に行った。一作家や一"イズム"を濃厚に見るのとは異なり、時代を追った変化をピヴォタルに観れたのは良い。 コルビュジエがいたのにはびっくりした。日本ではアートというとFine artのみを指すきらいがあるのに対し、彼らは…